幼稚園入園のショックで、トイレトレーニングが振り出しに。

幼稚園入園のショックで、トイレトレーニングが振り出しに。

人見知りだった息子が3歳に。幼稚園に入れるかしら?

息子はとても激しい人見知りでした。

大人に人見知りするのはもちろん、なかなかお友達も出来なくて。

公園へ遊びに行っても、ずっと母子2人で過ごすことが多かったんです。

どんなに周りでみんなが楽しそうに遊んでいても。

たまに優しい子が「一緒にあそぼう」と声をかけに来てくれたって、断固無視。

「こんなんで将来やっていけるのだろうか」と段々不安になってきました。

そんな時に迎えた幼稚園の入園。

別に3歳で幼稚園に入れなくても、あと1年待って4歳からという選択肢もあったのですが。

「なるべく早くから集団生活に慣れさせた方がいいだろう」と思って、3歳からの入園を決めました。

入園に当たっては、面接というほどのものではないですが、子供の様子を見るという日が設けられていまして。

集団で遊ぶ様子を見て、それから園長先生をはじめとした先生方との面談。

集団で遊ぶという難関は、とりあえずワンワン泣き叫んだりしなかったので、とりあえず突破。

でも面談では、先生方からの質問に一言も答えませんでした。

果物やら動物やらの絵を指さして「これは何?」と聞かれても、年を聞かれても、名前を聞かれたときでさえ完全に無視。

「こりゃダメだ~」と落ち込んだのですが、面談の最後に園長先生が「4月に会えるのを楽しみに待ってますよ」と言ってくださいました。

「ホントかな?社交辞令じゃないのかな?」と本気で半信半疑でしたが、無事幼稚園に入園できることになりました。

入園してから知ったのですが、そこの幼稚園は人数的に可能な限り入園希望者を断ることはない方針だそうで。

本当にありがたかったです。

なんとか入った幼稚園。通うだけでもひと苦労。

なんとかもぐりこんだ幼稚園。

でも私が入れたかっただけで、息子は全然行きたくなんかなかったんです。

朝、制服に着替えさせようとすると、泣いて逃げ回ります。

お気に入りのテレビをつけて夢中になっているうちに、そーっと着替えさせたりして。

でも本当に大変だったのはそのあと。

抱っこして外に連れ出そうとすると、またまた泣いて逃げ回ってしまうのです。

「知らない間に幼稚園の制服着ちゃってる!幼稚園に連れて行こうとしてる!!」とハタと気付いちゃって。

泣いて暴れる息子を抱っこしてきちんと靴を履くのは無理でした。

でも、当時私たちが住んでいたのはアパートの3階(エレベーターなし)。

靴のかかとを踏んだ中途半端な状態で、暴れる息子を抱っこして階段を3階分おりるのはとっても危険。

そこで、まず玄関でスニーカーなど歩きやすい靴を履いて、そのまま家の中に戻って逃げ回る息子を抱えて階段をおりることにしました。毎朝。

あれから20年ほど経った今では、そこまでする必要はあったのかなぁと思ったりもします。

私も意地になっていたのかもしれません。

幼稚園に慣れたころトイレの失敗が続いて。ついにオムツ生活に逆戻り。

幼稚園に慣れ、楽しく幼稚園に通うようになったのは夏休みを直前にひかえたころ。

先生にも「やっと慣れましたね」とお墨付きをいただきました。

「せっかく慣れたのに夏休みに入っちゃって、また元の状態に戻るなんてことありますか?」と聞いたら、「ありますね」と率直なお答え。

でも大丈夫でした。

夏休みが終わって最初の登園日、ドキドキしながら見送りましたが、元気に走って園内へ行ってくれました。

ところが。

そろそろ肌寒くなってくる初秋、時々帰りに先生からそっと濡れたパンツとズボンを渡されるように。

「寒くなってくると、どうしてもトイレが近くなってね。よくあることよ」なんて言いながら。

でも時々だったおもらしは、そのうち毎日になって、ついには毎日2セット、3セットのパンツとズボンを渡されるようになりました。

家でも同じです。

お尻をモゾモゾさせておしっこを我慢しているような時に「トイレに行こうか」とうまく声をかけてあげれば素直にトイレに行くけど、自分からは行かなくなって。

そのうち「トイレ我慢してない?」と聞いても「我慢してない、おしっこじゃない」と言いながらその場でジャ~なんてことに。

1度もトイレで用を足せなくなってしまいました。

毎日毎日この後片付けに、もううんざり。

そこで横着物の私は考えました。

「オムツしちゃえばいいんじゃない?」

でもこれは間違い

オムツにする前はおしっこに行きたくなるとモジモジ我慢していたのに、オムツに慣れてくると‟いつの間にかおしっこしてる”という状態に。

まるで赤ちゃん、こりゃイカンとあわててパンツにもどしました。

ここからまたトイレトレーニングが始まる訳ですが。

恥ずかしながら、またトイレに行けるようになったきっかけは幼稚園の先生が作ってくださいました。

「トイレに行きたそうにしてたから声をかけたら、ちゃんとトイレで出来ましたよ」と。

それから徐々にですがトイレに行けるようになりました。

寒さもいよいよ厳しくなって、パンツが濡れる不快感がハンパなくなってきたというのもあるかもしれません。

「トイレトレーニングはいつかは終わるって、本当なんだなぁ」というのが実感です。