初めての自転車。その選び方のポイントとは。

初めての自転車。その選び方のポイントとは。

親子で練習してやっと自転車に乗れるようになった息子と、知らない間に乗れるようになっていた娘。買い与える自転車でこんなに違う。

息子に初めて自転車を買ったのは、3歳の誕生日プレゼントとして。

補助輪を付けた自転車は、グラグラと安定が悪く、乗りこなせるようになるまで時間がかかりました。

もっと苦労したのが、補助輪を取るとき。

小学1年生の頃だったと思います。

コケても痛くないように芝生の公園に自転車を押して行って、自転車の後ろを支えながら並走して。

ファミリードラマにあるような「手を放すよ!」「ヤダ~!!」などと悪戦すること1カ月(以上)。

ようやく乗れるようになった時には、親子ともに達成感でいっぱいになりました。

そして2番目の子供である娘に自転車を買ったのも、やっぱり3歳になったお祝いとして。

上の子とちょっと違うのは、すぐ補助輪を付けてあげるのでもなく、箱から出しはしたものの、ず~っと庭に放置していたこと。

何カ月も。

ある日、あまりにも可哀そうなことをしたと思って「ごめんね。なかなか補助輪付けてあげなくて。今日付けるから、公園に行って乗ってみようね」と謝ると。

「私もう自転車乗れるよ」と言うではありませんか。

いやいや。

そんな訳ない。

まだ小さいから、自転車に乗るってことがどんなことか分かってないに違いない。

全く信じようとしない私にしびれを切らして、娘は「じゃあ、乗るところ見せてあげる」と。

そしてちゃんと乗ってみせました。

補助輪なしで。

なぜ?

いつの間に?

娘の話を要約すると。

①どうしても乗ってみたくなったので、黙って1人で練習したこと。

②たまたま家の前の道路が緩い坂になっていたので、そこで練習したこと。

③自分で坂の上まで自転車を押して行って、坂を下るときに乗る練習をしたこと。「下り坂でちょっと勢いをつけた方が、すぐ乗れるようになるよ!」。

娘が家を抜け出していたのは、多分私が夕食を作っている間だと思います。

娘が夕方1人で家を抜け出していて、しかも全然私が気付いていなかったなんて!!

たまたま住宅街の中に家があり、車の交通量が少なかったから良かったものの。

一歩間違えれば大事故になるところでした。

背筋がゾワゾワしたのを今でも覚えています。

この件は私が深く反省しなければならないと思っています。

それにしても息子と娘でどうしてこんなに違うのでしょうか?

確かに娘は息子より運動神経がいいと感じることがあります。

でも、本当の理由は自転車なのでは?

息子の自転車の練習にさんざん付き合った経験から、そう思うようになりました。

息子の自転車はコスパ最優先で選んでいた。そしてカッコ良さ。

息子に買い与えたのは、三輪車に乗るようになる頃から小学生ぐらいまで、長い期間乗れることがウリのもの。

迷いに迷って、吟味に吟味を重ねて選びました。

長い期間乗ることを想定してあるので、作りもしっかりしていました。

他の子たちがキャラクターの絵のついた、カラフルな色の自転車に乗っていたので、シルバーの車体がカッコよく映ったというのもあります。

この自転車の特徴は、長い期間乗れるように前輪と後輪の幅が広くなっているということ。

身長が高くなっても窮屈にならないように。

タイヤも16インチを選択。

長く乗れることばかりを考えた結果、3歳児に与えるにはタイヤのサイズが大きすぎました。

そして何よりも補助輪!

三輪車よりずっとスピードが出るのに、カーブの時にカーブの内側に体と自転車を傾けられないというのはバランス上いかにも不自然だと思います。

その結果、‟補助輪を付けているのに転倒”という珍事も。

最近よく言われていることですが、私も自転車の補助輪は必要ないと思います。

ハンドルも他の自転車に比べて少し前方に、小さな子が乗ると体から離れた場所にありました。

自転車の練習を難しくしていたのは、ココ。

小学1年生になって補助輪を取る練習を始めると、傍から見ていても「乗れるようになる気がしない」状態に。

本人はもっと切実にそれを感じていたと思います。

じっくり観察してみた結果、自転車の練習のネックになっていると思われる点は…。

①前輪と後輪の幅が広いこと。

②16インチサイズは、3歳児が補助輪を付けて乗るのにも、小学生になって補助輪を取るのにも大きすぎだったと感じました。

前輪と後輪の幅が開いていて、さらにタイヤのサイズが16インチというのは、傍から見ていてもバランスが取りにくいようでした。

すでに自転車に乗れるようになっている子が乗るならともかく、‟乗る練習をする自転車”としては難易度が高かったのだと感じます。

③ハンドルが少し前方にあり子供が乗ると体が前傾姿勢になってしまうこと。

④やや重い。

長く乗ることを前提にしっかりと作られているため、他の幼児用自転車よりはどうしても重くなっていました。

進むために力いっぱいペダルをこがなければならず、バランスを取りつつ進む練習のネックになったと思います。

⑤コケても痛くないように、芝生で練習していた!

娘が言うように、坂道などを使って自転車をある程度のスピードで勝手に進ませ、まずはバランスを取る練習をするのが自転車に乗れるようになる近道なのかなと思います。

芝生や柔らかい地面はタイヤが重くなるので、練習には不向きだったと痛感しています。

ストライダーや練習用の自転車を補助的に買ってあげるのなら全然問題ないと思いますが、乗る練習をするのには向かなかったと思います。

「これ1台で何もかも済ます」というのは無理がありました。

娘に買ったのは、小さくて、軽くて、まるで三輪車のような自転車。

娘にも3歳の誕生日プレゼントとして自転車を買いました。

とにかく軽くて、車輪が小さいタイプを。

それだけで選んだのは、近所のほとんどの子が最初の1台として乗ってるもの。

アンパンマンの。

相当乗りやすかったのか、勝手に乗れるようになったのは前述の通り。

「みんなが乗っているのには、ちゃんと理由があるんだなぁ」と妙に納得したのを今でも覚えています。