PTA活動はシルバー人材センターに外注しちゃえばいいんじゃない?という提案。

PTA活動はシルバー人材センターに外注しちゃえばいいんじゃない?という提案。

小学校入学を機に、避けては通れないPTA活動。

どこの学校でも「一番ラクらしいよ」という口コミが流れた役員に、希望者が集中しているのでは?

そもそもPTA活動って、何?

どうしてこんなに大変なの?

国の政策で、というのが無理ならば、せめて自治体単位でシルバー人材センターに役員の仕事を外注できたらいいのにと思いませんか?

子供を持つ共働き世帯が流入してくると思うのですが、皆さんはどう思われますか。

はじめて知った、PTAが入退会自由な任意団体であるという事実。そして、任意団体とは思えない役員の仕事の大変さ。

子供2人のPTA役員を、小学校、中学校とそれぞれやりました。

子供1人につき役員1回がマストだったので。

でも知りませんでした。

PTAって、任意団体で、入退会自由だったんですね!

ま、知ってても「義務じゃないみたいなんで、私PTAに入りません、役員もやりません」と主張する度胸などありませんが。

任意団体であるはずの団体が、どうしてこんなに大変なのでしょうか(私の住んでいる地域)。

ある年などは、ジャンケンで負けて家庭教育学級を運営するという委員会の役員になりました。

ちなみに家庭学級とは、「親等が家庭教育の重要性を認識し、自らの役割や責任を自覚することはもとより、教育行政においても、親等の家庭教育を支援するとともに学校や地域と連携して家庭教育を充実させる方策」(文部科学省のホームぺージより抜粋)らしいです。

私の親しいママ友の間では、やったらダメな委員No.1という認識でしかなかったのですが、こんな使命を与えられていたんですね!

私が役員をやった時は、2カ月に1回ぐらいのペースで講座を開催していたと思います。

その1回ごとに、企画して、講師を探して、保護者に告知する手紙を印刷して、参加人数を集計して、お茶菓子を用意して、当日会場で指揮して、参加費を集計して、使ったお金を集計して、後日教室の様子紹介する(誰も読まない)手紙を印刷して。

もちろん10数名の役員がそれぞれ委員長、副委員長、書記、会計などの仕事を分担していました。

それでも1人1人がすごい負担。

それでどんな講座を開いていたかというと、ヨガとか、フラワーアレンジメントとか、お料理教室とか。

家庭教育に活かせる気がしませんけど!

ちなみに私はここでもジャンケンに負けて、家庭教育学級の会計!に。

家計簿も満足につけたこともないのに、人様のお金を預かって会計なんて…。

出来る気がしない…。

思った通り、本当に大変な1年になりました。

ただのレシートじゃダメで、領収書をもらってこなきゃとか。

同じ店で同時に買っても、これとこれは分けてお会計して、領収書も分けてもらうとか。

会社勤めの方には当たり前のことかもしれませんが、そんな事やったことない身にとっては、領収書ひとつとってもため息が出るほど苦痛。

そして講座1回ごとに講師の方へ謝礼の現金と菓子折りを用意して、参加費を集めて、買い出しをしてくれた人領収書と引き換えにお金を渡して、家に帰って全部のおお金と計算上の残金が合ってるか確認して…、

もう、うんざりでした。

本当にこんな大変な仕事を、代々普通のママさんたちがやってきたのだろうか?と首をかしげたくなりました。

PTA役員のほんとうの大変さ、それは人間関係。そして嫌になってもやめられない事情とは。

本当に大変なのは、委員長だったと思います。

今まで役員の仕事をやってきて、1年を通じて和気あいあいのまま終われたのは、実はほんのわずか。

そりゃそうです。

たいへんな仕事を、しかも無給でやっているのですから。

「あの人、話し合い休んでばかりなんですけど」とか、「全然仕事やってこないんですけど」とか、「自分は何もしないのに、人に指図ばっかりするんですけど」などという苦情が、ぜ~んぶ委員長に向かってしまうことが多い。

そればかりか、外部からの苦情もあります。

「段取りが悪い」「保護者に向けて配布する手紙のタイミングが遅い」うんぬんかんぬん。

今モンスターペアレントが問題になっています。

そしてそんな人は、相手がフツーの保護者でも容赦しません。

私は委員長ではなかったのですが、2時間近く電話で苦情を受けたことがあります。

ただ単に、たまたま相手が私の自宅の電話番号を知っていたというだけの理由で。

「そういうご意見があることを、委員のみんなに伝えておきます」と言ったって、聞いちゃくれませんよ。

役員の委員長なんて、ジャンケンで負けるか、くじ引きでハズレを引いちゃったかで渋々やっている人がほとんど。

役員メンバーへの気遣いだけでゲッソリなのに、なぜこんなクレーム処理班のような仕事までしなければならない?

でも、「だったら辞めます」とは決して言えない。

なぜなら子供が関係しているから。

どんなに嫌でも、どんなに不条理なクレーム、悪口を言われても、我慢せざるを得ない。

「こんなアホらしいことやってられるか!」と何もかも投げ出してしまえば、子供が「○○ちゃんのお母さん、チョー無責任らしいよ」と言われちゃうから。

PTA役員の本当の大変さは、この子供とカブっている人間関係にあるのではないかと思います。

私は今、仕事に復帰しています。

そしてそこでの人間関係に悩まされることもあります。

でも、と~っても気楽。

仕事の場では、自分がやったことは自分にしか返ってこないから。

たとえ私のことを気に入らない人がいても、自分が悪口言われるだけ。

でもPTAでの人間関係は違います。

「親が憎けりゃ子も憎い、子が憎けりゃ親も憎い」という感じ。

子供が小さければ小さいほど、親子の人間関係が混然一体となってしまっている気がします。

そしてそれが母親たちを苦しめているのだと思います。

シルバー人材センターにPTAの仕事をお願いすることを、もっと真剣に考えてもいい時期にきているのでは。

今の70代、80代の方々は、本当にお元気。

仕事がある限り働きたい、という方も多数いらっしゃると思います。

その仕事が、子供たちのためのものだったとしたら。

そしてその仕事の対価として、仕事に見合った報酬を受け取れるとしたら。

毎日をもっとイキイキと過ごせるのではないでしょうか。

もちろん予算の問題もあると思います。

でも、とりあえず家庭教育学級は廃止してもいいのでは。

その予算をこういったことにまわせないでしょうか。

私が家庭学級の役員をした時には、1つの学校につき1年間に市から7~8万円の補助金が出ていたと記憶しています。

それでやってるのが、ヨガとか、ピラティスとか、フラワーアレンジメント教室とか。

その運営の大変さについては先述しました。

しかも毎回人が集まらないので、知り合いの人に声をかけて来てもらうことが常態化していて。

なんという無駄!

ぜひこの予算を、PTAの仕事の外注費の一部に充てていただきたい。

切にそう願います。